猪苗代町の文化財
■第70回文化財防火デー火災防禦訓練開催について
1月26日は、法隆寺金堂壁画が消失した日(昭和24年)に当たり、この日を「文化財
防火デー」と定められています。
文化財を火災、震災その災害から守るため、全国的に文化財防火運動を展開し、国民一般
の文化財愛護に関する意識の高揚を図ることを目的としています。
猪苗代町においても、町や町教委、猪苗代町消防団などの主催により令和6年1月21日
(日)に天鏡閣(翁島地区)において、第70回文化財防火デー火災防禦訓練を開催しまし
た。
訓練では、通報訓練・文化財搬出訓練・初期消火訓練、さらに消防署及び消防団の消火訓
練が迅速に行われました。
最後に、二瓶盛一猪苗代町長が『今後も住民共有の財産を守り伝えていく責務を果たして
ほしい』と講評を述べました。
※参集者 約130名
会津藩主松平家墓所(国指定史跡)
■猪苗代町は文化財の宝庫です!
私たちが暮らす猪苗代町は、古来より豊かな自然環境に恵まれながら多くの人々が居住し、
社会や文化を育成してきた地域です。ここには史跡や天然記念物、埋蔵文化財など数多くの
文化財がみられ、昭和25年に制定された文化財保護法や町条例によって、その保存と管理・
活用が図られてきました。
現在町内には会津藩主松平家墓所や見祢の大石などの国指定文化財が10件、観音寺石造
宝篋印塔や紙本墨書猪苗代兼載書八代集秀逸などの県指定文化財が12件、旧山内家住宅や
三忠碑などの町指定文化財が39件あり、さらに大神遺跡や観音屋敷遺跡などの埋蔵文化財
の登載は、157ヶ所に及んでいます。
○指定・登録文化財一覧表はこちらから
○猪苗代町文化財探検マップ「磐椅王国」はこちらから