道路は、人々が日常生活や社会経済活動を行う上で極めて重要な社会資本であり、人や車の移動に係る交通機能に加えて、上下水道などのライフラインの収容空間や災害・火災時における防災空間等さまざまな空間機能を有しております。
これら道路の交通機能や空間機能を保持する上で、近年道路施設の維持管理が大変重要視されてきています。
猪苗代町が管理する町道は、368路線で実延長232.5kmであり、その多くの道路が整備後数十年を経過していることから、今後、ますます道路施設の老朽化が進行するとともに、財政負担の増加が懸念されます。
このような状況を踏まえ猪苗代町では、これまで行ってきた事後保全型の維持管理から予防保全型の維持管理に転換を図るべく、継続的なマネジメントサイクル及び費用の平準化を踏まえた「道路施設長寿命化修繕計画」を策定し、安全安心な道路環境づくりに努めます。